カードローンの選び方(タイプ別編)
カードローンにはもちろん長短があり、自分の利用目的にあった性能のカードを選ぶ事が、一番賢いカードローン選びと言えるでしょう。ここではそんなクレジットカードのタイプを具体的な利用目的を例に紹介します。またもし一つの項目において、二つ良いカードがあった時の為に、二番目、三番目に優先するタイプを決めておくと比較がしやすいでしょう。
<金利が安いカードローン>
カードローンのタイプで一番わかりやすいのはこの金利の項目です。当然、利用目的者像というのも、とにかく金額が多い少ないといった損得を重視する人が主なターゲットとなる他、金利というのは長期に渡り永続的に発生するものなので、長期間に渡る借入を目的としている方にも注目のタイプです。⇒カードローンの金利や限度額を徹底比較
また金利が安いと一言で言っても、総合的に安い場合はもちろん、最高金利が特に安い場合や、最低金利が安い場合など、金利の「安い」には振り幅があります。そして利率は利用額に逆比例して設定される傾向にあるので、例えば少ない額を借り入れる予定の方は最高金利が低い所で真価が発揮されますし、逆に多い額を借り入れる予定の方は最低金利が安い所だと、最終的に支払う額が少なく済みます。
<審査速度、融資速度が早い>
カードローンの申込から審査、会員登録から融資までの一連の流れは会社や商品によってスピードにばらつきがあります。中にはその日のうちに全ての行程を終え即日融資に対応している会社から、融資までに数日かかる会社もあるので、利用目的に「期日」や「納期」が絡んでくる場合は、特に重視すべきタイプになります。利用者像も当然、緊急でお金が必要な方や、せっかちな方となります。また仮審査に関しては数秒で終わる所もあるので、とりあえず受けてみてどの程度の希望額でどのような会社や商品なら自分は通過できるのかといった、目安を見る尺度としても利用する事ができます。
<審査の難易度>
カードローンを選ぶにあたりもちろん金利が安いカードや融資速度が早いカードを選べるに越したことはありません。しかし現実では、商品こそ世に数あっても、あなたが全ての商品の利用条件を満たしているわけではないので、実際に利用できるカードというのは限られてきます。人によっては過去に返済事故があるなどあまり多くの選択肢を最初から持っていない方もいます。そういった方には何より審査が通りやすいタイプのカードが重視されます。背景にはそもそもカードローンの審査は短期間に何度も受けられない事もあります。条件はともかく、まずカードを使えなければ話にならない、といった方や、自身の収入や経歴に難があり他社での審査に通らない方などが利用者像になります。
<利用限度額が高い>
カードローンを利用するにあたり、目的の金額を用意できるか否かというのは重要です。例えば一社で必要額が補えなければ、他社と併用するいわば多重債務は避けられません。多重債務は管理が難しくまた、新たなもしもの時に借入先を見つけるのが困難になります。そういった状況に対して保険となるのがこの利用限度額が高いタイプのカードローンになります。利用者像としては、家や車など高い買物の予定のある人はもちろん、財布の中に何枚もカードを持ちたくない方、さらに既に多重債務で苦しんでいてローンを一本化したい方などが該当します。また利用限度額に関しては、額いっぱいまで使わなければ使わないで損になる事もないので、カードを比較する上で高いに越した事はない項目でもあります。
<サービス重視のカードローン>
カードローンには基本的な機能や性能の他に、他社とは比較し辛いサービス面でのメリットを有している会社が数多くあります。例えば申込の手段なら、窓口はもちろん電話や無人契約機、インターネット申込の有無は比較の対象となります。また審査に関しても、会社ページにシミュレーターにあるか、在籍確認電話の有無などがあります。金利なら、30日間の無利息期間がある、最初一ヶ月分の利子がキャッシュバックされるなどのサービスも損得勘定に加えるべきです。また利用限度額が高くても、総量規制に引っ掛かってしまえば限度額まで使う事はできませんし、提携ATMの数や手数料の有無、インターネット融資の有無、Web明細などは利便性に直結するサービスです。他にも女性向け窓口や専用ダイアルの設置に力をいれている会社などメリットの在り方は多種多様です。本当に自分にあったカードを考えるにあたり、まずはどういったサービスを行っている会社が世にあるか広く知識をつける事も重要と言えます。