カードローンの審査においては基本的には担保や保証人を必要とせず、また雇用形態が正社員でなくても安定した収入があれば条件を満たしているという会社や商品が多いです。ではその一方で審査においては何を見られているのか気になりませんか？　審査の要点を押さえておけば、より条件の良いカードローンや高い利用希望額でも受かり得るので審査に挑む前に今一度確認しておきましょう。

カードローン審査と本人確認

カードローンの審査条件としては基本的にそんなに難しい事は求められていませんが、そのかわり基本となる地盤がしっかりとしている必要があります。中でも「本人確認がきちんと出来る事」というのは欠かせない条件ですし、逆にそこで躓いてしまうと、通る審査も通りません。⇒カードローンの金利や限度額を徹底比較保険証や運転免許証、パスポートなど写真がついている本人確認書類、あるいはその写しを持っている、また申し込みの際に忘れず持ってきている、これらは当たり前のようですが重要です。これらは実際、証明書類の詳細まで見ている事は稀です、というのもこの行程がそもそも、他者の成り済ましや詐欺行為を予防する為に設けられている段取りであるからです。ただし、名前や生年月日などが第三信用機関などに返済事故者等として載っている場合は審査通過そのものが難しくなりますし、解消する為にはある程度の時間と実績が必要です。

カードローン審査と連絡手段

本人確認と同様の利用で、あなたに何かかしらの手段で「確実に連絡できる事」もカードローン審査では重要です。これは、もしあなたの返済が滞った場合の催促手段として会社が控えておく必要がある他、申込から数十分審査時間という間ができる事で改めて冷静になったあなたに利用が必要か最終意思を問う為にも利用されます。会社としては保険として連絡手段を控えておく必要がありますが、一方であくまで保険でしかない為あなたが滞りなく返済できている場合は、登録した電話番号が使われる事はないので、連絡先は嫌だという方でも必ず書くようにしましょう。また会社によっては携帯電話より固定電話のほうがやや優遇される場合もあるようです。

固定収入と継続年数

雇用形態が正規雇用でなくとも安定した収入があればよい、というカードローンは多く存在しますが、だからこそ、その収入が本当に「安定しているか」は重要とされています。固定されているとはいえ、別にアルバイトやパートなど、就労日数で金額に変化があるからダメ、という事ではなくむしろ「安定性」を見るのには継続年数の方が重視される傾向にあります。同じところで何年も働いているほど審査では有利になりますし、逆に短期間で仕事を頻繁に変えている場合や、審査の直前に転職をしている場合などは審査が厳しくなります。また勤め先が公務員や医者など社会的に信頼された職業である事や、有名企業や大手企業である事も優遇される傾向にあります。カードローン利用と転職を予定されている方は、先にカードローンの申し込みをする等の対策を取ることができます。